2020年は、ツインレイ統合の1年になると言われています。
ツインレイの場合、二人が真実の愛に結ばれる前に、それぞれが自分自身の内側の統合(自己統合)を果たしていくことが必要です。
このコラムでは、ツインレイの自己統合とは何なのか、そして、その自己統合がどのようにツインレイとの統合につながるのかを解説します。
自己統合とは(ツインレイ男性の一例)
自己統合とは、自分自身の内側に存在する、2つの相反するエネルギーであったり感情を、どちらも否定することなく、等しく受け入れていくことです。
- 陰(女性性)、陽(男性性)
- 弱さ、強さ
- 優しさ、厳しさ
- 怒り、歓び
- 怖れ、希望
通常私たちは、無意識にですがどちらかを否定しています。
分かりやすいのが、強いことが良いことで、弱いことはダメなことという思い込み。
男は泣くべきではない、女は優しくたおやかであらなければならないなど、こうあるべき、とどうしても物事を二元性で捉えてしまいます。
でも本来私たちの魂が求めるのは、その相反するものの融合、調和です。
どちらのエネルギーにも感情にも、善悪はなく、どちらかを消し去る必要もなく、ただありのままを受け止め、愛していくこと。
それはツインレイの相手をありのまま愛していくことと同じなのです。
ツインレイの相手は、自分の中にある不調和をあぶりだす存在。
だからこそ、相手から逃げたくなります
例えばツインレイ男性は、自分の内側にある女性性(弱さ)を否定していることが多く、仕事や趣味に没頭することで自らを鍛えて生きることが男らしさだと強い信念で考えています。
愛するツインレイ女性には自分の弱みを絶対に見せません。
悟られまいと必死になりながらも、相手を通して鏡のようにこれまで目を背けてきた自らの弱さやコンプレックスを見せつけられます。
逃げようとしても、逃げれば逃げるほどその投影は大きくなり、自分自身と向き合わざるを得なくなるのです。
その過程は、強さこそ男らしさだと信じ、強さで持って愛する人を守りたい、世の中に貢献したいとずっと生き続けてきたツインレイ男性にとってはとても苦しいことです。
その過程で、どん底を味わうかもしれません。
でもそこから、真の男らしさとは、自らの弱さも受け入れ許すことで得られる調和の上に成り立つことをツインレイ女性の愛から学んでいきます。
これが、ツインレイ男性の自己統合の一例です。
自己統合とは(ツインレイ女性の一例)
今度はツインレイ女性の統合の一例を私の体験から紹介したいと思います。
私は1年半ほど前に、自分の男性性エネルギーが彼として外側に立ち上がる感覚とビジョンをはっきりと見ました。
これまで、意識の高いやる気に満ちた男性というのが苦手だったり、仕事に没頭することをどこか冷めた目で見ていた自分。
父親の権威を憎悪していた自分。
そして自らの内側にある男性性も否定し、仕事に情熱を持てないままに何年も過ごしてしまい、結果自分がコンプレックスの固まりとなり傷ついてきました。
でも、出逢ったツインレイの相手は、まさに自分が嫌ってきた男性性をそのまま形にしたような人。
自分の中に閉じ込めていた男性性がうずき出し、相手に対し嫉妬し、張り合う気持ちすら湧いて、なぜなのか最初まったく理由が分かりませんでした。
なおかつ、好みのタイプでは決してないのに、どちらかと言うと苦手なタイプなのに、惹かれて仕方ない。
自分と向き合い続けた中で、相手が自分の中に押し込めてきた男性性を見せてくれたこと、相手は私自身なのだということに気がつきました。
内側にある自らの男性性を受け入れ、やっと愛することができるようになりました。
それは、彼であるから。
それが、自己統合でした。
まとめ ~自己統合からツインレイ統合へ~
自分の内側で調和が生まれどんな自分をも愛せるようになると、外側にツインレイパートナーが立ちあがります。
ツインレイと出逢います。
もしくは、すでに出逢っていたとしても、再び出逢い直すのです。
そして、どんな相手のこともジャッジすることなく受け入れ、愛せるようになっていきます。
それは、自分自身を愛することと同義です。
その過程には、相手と分離するサイレント期間があるかもしれません。
でも、だからこそ、真に気がつくことが出来るのです。
私はあなた、あなたは私、なんだと。
鏡に映る自分を抱きしめるように、相手を抱きしめること。
自己統合とは自己愛であり、ツインレイの相手との統合のために必要不可欠なプロセスなのです。
2024年の大きなテーマは、これまで深めて来た自己愛と自己受容を土台として、さらに自己統合を進め、実際に行動に移していくことです。
自分自身の闇から逃げることなく、あるがままの本当の自分を生きるという「肚を決め」「覚悟を決め」、自らの魂の声に従い、自分を許し、自分を愛し、これまでの過去を感謝と共に手放して、望む未来へと進んでいくサポートを行っています。