
2020年も残りあと数か月。
ツインレイを描いた映画はたくさんありますが、その中でも、今、この時代の大転換期に、ツインレイに出逢うすべての人に見て欲しい映画「糸」について書きます。
今どんな状況であったとしても、その胸の内に感じる愛と絆を信じ抜くと決めた貴女へ。
ツインレイの出逢いの年にヒットする映画
セッションで日々多くのツインレイ女性たちにお話を伺っていると、昨年2019年秋以降、今年2020年にかけてツインレイという概念と出逢い、お相手との出逢いを果たされている方が本当に多いなと感じます。
そして、その前に出逢いの多かったタイミングは2016年、映画「君の名は」が大ヒットした年だったと記憶しています。
私自身も2016年に出逢いがあったからです。

4年毎と言われる大きなアセンションの節目に、ツインレイを想起させる映画がヒットすることに、大きな宇宙の意図、神仕組みを感じています。
多くの人は表層意識ではそのようなことは考えもしない、全く知らないままに映画を見るのかもしれません。
しかし、その映画を見ることをきっかけに、潜在意識の奥深くにしまいこんでいた「大切なこと」、「魂の約束」、長い間忘れていた、けれど何としても「本当は思い出したい」記憶が呼び覚まされていく。
私の個人的な感覚では、そのために、最善のタイミングでその役目を担う映画が公開されているような気がしてなりません。
ずっと逢いたかった人、忘れたくなかった人。
これまでも、今も、そしてこれからも、過去も、未来も、永遠に愛し続けたい人。
その人が誰なのかを、もう一度想い出すために。
映画「糸」を見て
2020年8月に公開された映画、「糸」も、その”きっかけ”を多くの人に与える役割を持った映画だと感じています。
ここからはネタバレを含みますので、まだこれから映画を見られる方は見終わってから読んでいただければと思います。
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この映画においては、おそらく主人公の2人、菅田将暉さん演じる漣と、小松菜奈さん演じる葵がツインレイ。
二人は中学時代の別離以来、お互いを想い合いながらも何度もすれ違い、幾度か奇跡の再会を果たしながらもその手を放し、結果的に18年という歳月をかけて二人を結ぶ運命の糸を一歩ずつたぐりよせていきます。
目の前の人を大切にし、自分自身の夢に挑戦し、自分自身の内側と向き合いながら。
人生で出逢う人はすべて宝物
二人が結ばれるまでには、様々な人との出逢いと別れ、そして男女関係においても互いに別の人との人生があります。
漣は職場の先輩、榮倉奈々さん演じる香と、葵は斉藤工さん演じる水島と恋愛関係になり、漣は香と結婚し子供も産まれます。
胸の中から葵が決して消えることはなくとも、漣は香のことも心から愛しました。
香も、10年愛した別の男性を記憶に留めながらも、漣と築いた家族への愛を最期まで全うしました。
ツインレイ統合の協力者の存在
その出逢いすべてが必然であり、宝であり、その出逢いがなければ、漣と葵の二人が結ばれることもなかった。
劇中でとても印象的だったのが、香が漣にドングリを投げて、「行けよ!」と背中を押すシーン。どこへ、誰へ向かって、とは香は言葉にはしませんでした。
でも、香は漣が本当は何を望んでいるのか、その向かいたい先を知っていたのです。
魂レベルで。

葵を支えた水島も、「ここは君の居場所じゃない」そう言って、自ら姿を消すことで葵を漣へと繋がる道、次のステージへと送り出してくれた存在でした。
この映画では通常の恋愛映画とは違い、香と葵、水島と漣という、同じ人を愛するいわゆる”ライバル”にあたる関係性において一切の関わり、トラブルが描かれていません。
漣は葵が水島の車で去っていく姿を目の当たりにし、苦渋と共に見送ることになりますが、そこでも漣の水島に対する嫉妬心や怒りは描かれません。

ただ、長い年月を経て奇跡のように、ようやく再会できた最愛の女性が他の男性と去っていくのを見送るしかなかった。
その時胸の奥深くからこみ上げる哀しみと切なさが、そのままツインレイ男性の葛藤と苦しみとして純粋に描かれただけでした。
では、香と水島はどういう意義を持ってこの映画に登場するのか?
この映画が本当にツインレイを描いた映画であるとするなら、この二人は協力者だと私は思います。
ツインレイの道を行く時は、必ずその道を支えてくれる、そして後押ししてくれる存在がいます。
それが、元恋人だったり、結婚相手であることが少なくないのです。

周りを優先してしまうツインレイ男性の優しさと葛藤
漣も葵もそれぞれの人生の中で出逢った人、目の前の人を大切にし、精いっぱい愛しました。
そして自分自身の人生を懸命に一歩一歩進み、挑戦し、失敗と落胆を繰り返しながら自分の本当の望み、原点へと近づき、戻っていった。
その先に、最愛の人との日々が待っていたのです。
映画の終盤に至るまで随所にツインレイ男性の優しさと葛藤が巧みに描かれ、菅田将暉さんの至高の演技力が魅せるその感情の揺れ、ためらい、本当は表したい、伝えたいけれど伝えられない愛の深さが、言葉や説明はなくともすべてを表しているようで、本当に感動しました。
そして感動はエンドロールの最後まで続きました。
制作プロダクション名に、「ツインズジャパン」の文字。
やっぱりそうか、と思いました。
今はたとえ遠い空の下にいるとしても
たとえ今は遠い空の下にいたとしても、その存在に気づくことさえしないとしても、大切で愛すべき人は存在します。
何年逢えなかったとしても、今世逢えないとしても。
その愛は時空を超えていきます。
余談となりますが、その時空を超えた愛は、日本で2013年に公開された「クラウド アトラス」という映画にも描かれています。
一度見ただけでは分かりにくいですが、何度か繰り返し見ると、幾度生まれ変わっても巡り逢い愛し合う、ツインレイの映画であることが分かります。
宇宙的、霊的な意味でも私たち人類に必要な非常に深く重要なメッセージが随所に込められているのですが、2013年当時、まだ「早すぎた」のか興行成績は全く上がらず、ヒットしませんでした。
にも関わらず、見た人の多くは深く胸を打たれ、「何故だか分からないけど」号泣してしまう。特に、そんな男性たちが多かったようです。
「糸」と共に、ツインレイという概念に出逢うすべての人に一度は見てもらいたい映画です。
まとめ
これから始まるアクエリアス、風の時代は、本音で生きる時代です。
自分を偽り、本心を隠し、怖れからの選択が人生を形作る時代は終わりを告げていきます。
怖れではなく、愛と希望から未来を選択し一つ一つ目の前の扉を開いていく。
幾重にも重なる運命の扉。
その扉を開ける道筋は、一見遠回りに思える道のりかもしれません。
でも、自分にとって大切な人との出逢いは、一つではありません。
人生で出逢うすべての人、出来事が、自分という人生を紡ぎ彩る糸となる。
そして、長い年月をかけて再会を望んできた最愛の人への道しるべとなります。
中島みゆきさんの名曲と共に、ツインレイにとって重要な節目となる2020年に多くの人に届けられた映画「糸」。
ツインレイという概念に出逢い、この記事を今読んでくださっている貴女はおそらく、この映画の真の意味と、これから誰と共にどんな人生を歩んでいきたいのかを問いながら、さらに自分の道を一歩、また一歩前へと歩みを進めていかれることと思います。
本当の自分にとって一番大切な人を想い出し、今世こそ、必ずその手を握るために。

2023年の大きなテーマは、自分の闇と光をより深いレベルで知り、向き合い、自分を極めていくこと。自己統合です。
自身の闇から逃げることなく、あるがままの本当の自分を生きるという「肚を決め」「覚悟を決め」、”実際に行動に移していく”ことが【必須】の1年となります。
自らの魂の声に従い、自分を許し、自分を愛し、これまでの過去を感謝と共に手放して、望む未来へと進んでいくサポートを行っています。