ツインレイをテーマに記事を書き始めて数年経っていますが、このテーマはどうも書く氣になれず、時が経ちました。
【偽ツインレイ】
本記事では、満を持して書いてみます。
偽ツインレイとは
偽ツインレイとは、ツインレイと思えるけど実はそうではない、文字通り、”偽のツインレイ”を指します。
偽ツインレイに対して、本物のツインレイがいる、ということになりますが、最初に書いておきたいことは、ツインレイに、そもそも”偽”も”本物”もないというのが私の見解です。
その理由は追々、書いていきますが、例えば、AさんがBさんのことをツインレイだと信じれば、Aさんの意識が創造している現実世界(宇宙)においては、Bさんがツインレイである、が真実になります。
一人一人に宇宙があり、その人がその宇宙の創造主であるという宇宙法則からしたら、ツインレイであれ、他の事象であれ、そうなるのです。
なぜ偽ツインレイというワードが広がっているのか
世の中では偽ツインレイについて知りたいと願う人が多いようで、月1600回ほど検索されているというデータがあります。
私は元々、偽(にせ)という表現が個人的に好きではなく、偽ツインレイの情報には触れてきませんでした。
真実は自分の中にしかないということを、一貫して、セッションに来られる方にも伝えて来ています。
ですから、本記事はその私の中の真実をそのまま書いています。
もとい、ツインレイと思える人と出逢うと、多くの人がその人が本当にツインレイなのか?と疑ったり確かめたいと願うようになります。
正しいのか間違いなのか知りたい、白黒つけたいとあらゆる鑑定を受けたり、占いを受けたり。
私自身もかつてそうした経験があります。
それは、外側の世界で確認して安心したいのが人間の心理だからです。
しかし、実際ツインレイであるという証明をすることは誰もできません。
仮に、間違いなくツインレイですと有名な鑑定士の人に言われたとしても、二人の関係がツインレイとして保証されることもなければ、必ず一緒に居られるということもありません。
ツインレイとは、アセンションを目的とした宇宙プログラムの中で魂の進化成長のために育まれる相手であり、高い次元における関係性です。
だからこそ、ツインレイであるという確信は、自分という唯一無二の宇宙、神なる自分自神にしか持てないものであり、偽とか本物とか外側からジャッジされる存在ではないのです。
ツインレイは変わる可能性もある?
諸説ありますが、ツインレイは自分が身を置く次元が変われば、相手も変わる可能性もあります。つまり、体験する波動領域が変わることで、その魂の肉体表現も変わり得るということです。
その原理は、一部こちらの記事でも書いています。
具体的に例を出しましょう。
たとえば、Yさんという女性がいたとします。
Yさんは、5年前にはAさんのことをツインレイだと思っていました。とても特別な感覚を抱いていました。でも今はAさんとは離れ、新たに出逢ったBさんこそがツインレイだと感じています。
こういった状況は実際にあります。そして、このような状況において、多くの人はAさんのことを偽ツインレイと呼ぶのでしょう。
でも、Aさんは本当に”偽”ツインレイなのでしょうか?
私たちは平行現実(パラレルワールド)を日々生きています。1日の中でも、無意識のうちに複数の次元を行ったり来たりします。
その次元の差が大きければ大きいほど、出逢う人も付き合う人も見た目は同じでもまるで別人に変わります。これを実際に体験している人が、今とても増えているのではないでしょうか。
5年前のYさんにとっては、確かにAさんがツインレイで、その後に魂が成長し次元上昇したYさんにとって、ツインレイがAさんからBさんに変わる。
それは、私たちの生きる世界が自分の意識で創造されているという真実を考えた時、十分に起こり得ることなのです。
偽ツインレイの見分け方
ツインレイに関しては、主に下記2つの見解があります。
- ツインレイは、生涯、その相手が死なない限り同一人物であり、別人物に変わることはない
- ツインレイは、自分が身を置く次元(パラレル・平行現実)に応じて、人物が変わる可能性がある
多くの人は、1を信じているのではないかと思います。ツインレイとは自分の魂の片割れであり、唯一無二の存在であると考えた時、その方が自然だし分かりやすいからです。
ただ、冒頭に書いたような宇宙の成り立ちを考えた時、そして、これまでツインレイという存在に関して探求し、セッションを通じて多くのツインレイ女性と出逢い見解を深めてきた結果、私自身は、「どちらの可能性もあり得る」と思っています。
例えば2の場合は、3次元で出逢ったAさんも4次元で出逢ったBさんも、5次元で出逢ったCさんも、本人がツインレイだと感じるのならば【全員ツインレイである】が真実でしょう。
しかし、低い次元で出逢ったツインレイのことを偽ツインレイ、と感じることはあるかもしれません。
何故なら、より高い次元で出逢うツインレイとの方が、摩擦も葛藤も少なく穏やかに統合していくことになるので、古い次元で出逢った相手との様々な葛藤や苦しみと比較した時に、人間的な思考ではそのような捉え方になりがちだからです。
もしくは、厳密にはツインレイと酷似しているツインソウルやディバインエクスプレッション、トリプルレイなど別の呼称で定義づけられることもあるかもしれません。
しかしとにもかくにも、”その時点”では当人にとっては、誰もがツインレイであったことに間違いはないのだと思うのです。
偽ツインレイの特徴
ここまで書いてきたように、偽ツインレイとは色んな捉え方があると思いますし、そもそも本物とか偽物とかそういったレッテルを貼る必要もないというのが私の一貫した考えです。
これまで500名以上のツインレイセッションをしてきて、自分自身の体験も通じて得た真実のひとつは「偽ツインレイ=低い次元で出逢ったツインレイである」ということなので、ここではその前提の元、その特徴について書いてみます。
カルマメイトの要素が強く出る
ツインレイはある意味、カルマメイトでもあります。カルマメイトとは、過去世から引き継ぐカルマを色濃く反映し合う存在であるということです。
ツインレイでも場合によってはDVに発展することもあります。これは、低次元において、ネガティブなカルマの側面でエネルギーがつながってしまっている故です。
執着や依存が強い
これも前述のカルマメイトの話と近しいことになりますが、ネガティブな魂の側面が出てしまい、執着や依存、コントロールが強くなる関係性になりがち、ということです。
一緒に居て疲れる
ツインレイは他の人からは得られないような安心感を感じる、ということはよく聴きますが、本当の自分を出せない、生きられていない状態で一緒に居ると非常に疲れます(私自身体験済です)
酷い体調不良を起こすことさえあります。
本来ツインレイとは、魂の波形が似ています。異様に疲れるのは、エネルギー的な引き合いが強い故でもありますが、だからこそ本来の自分の魂とはかけ離れた状態で交流するとぶつかり合いも激しく、消耗します。
性への執着が強い
互いの肉体への執着が異様に強かったり、精神的な繋がりを感じることがほぼなく肉体関係のみになる場合も、偽ツインレイということになるかもしれません。(ツインレイは性の交流も強いので一概には言えませんが)
関係性がプラスに発展しない
お互いの魂が成長し合うために出逢うのがツインレイです。その逆で、互いの存在が成長の糧とならない、むしろ停滞を生む関係性であれば、それは生成発展の宇宙法則から外れてしまいます。結果、偽ツインレイということになるかもしれません。
偽ツインレイの役割
偽という表現が申し訳なくなるほど、偽ツインレイとの出逢いは魂の成長につながります。
ツインレイに偽と本物があるとするならば、偽ツインレイという存在との出逢い、そこから生まれる経験なくして、魂の成長なし。
つまり、本物のツインレイとの出逢いはあり得ないからです。
偽ツインレイと出逢い共に過ごした時間は、確実に次の新たな出逢いへと繋がります。多くの場合、出逢いによって人生は確実に変わったはずです。
たとえ苦しい体験がそこにあったとしても。
偽ツインレイとの別れとその後
こちらの記事で、ツインレイに永遠の別れはないと書きました。
この記事で書いているように、偽ツインレイ(低い次元で出逢ったツインレイ)と別れるのは、新しい次元でまた出逢い直す、再会するためです。
一度離れなければ解消できないそれぞれのテーマ、課題があるからです。
決してネガティブなことではなく、むしろ、相手への執着を手放し軽やかに飛翔する大きなチャンスなのです。
だから、偽ツインレイと別れた後は最幸の人生が待っています。その次に会うツインレイが誰であろうとです。
まとめ
この世界には、私たち人間が創り出した様々なストーリーがあります。
お金の仕組みも会社の仕組みも、法律も常識も規則も、その時代に生きた人々の集合意識が創り出した幻影です。
ツインレイも、そのひとつのストーリーといえばストーリーです。
魂が成長した先にしか、5次元あるいはそれ以上の次元でしか、捉えられない真実があります。
今この地上にいる人々が体験している次元は、平均4次元あたりに既に上昇してきているとも言われますが、それを正確に数値化することはきっとできないでしょう。
実際ツインレイの辿る道筋も、10年前とはまるで違って来ています。
よく語られてきた、出逢いからサイレント、再会までの〇段階などツインレイ全員に共通するかのように言われていたステップ、順序などは今や古い考えになりつつあります。
ツインレイ女性の”自立”の意味も、宇宙の進化と共に変容しています。
それくらい考えも情報も多様化し、変化もスピードアップしているし、ツインレイの数だけその物語も様々です。
【人の数だけ真実がある】というのが真実ですから、ツインレイも同じです。
偽か本物か。
この問いを持つ理由は、私たち人間の思考が常に、正解か不正解かを確かめようとするからです。
でも、そろそろその古い在り方を手放しても良い頃です。
その方が確実に、今この地球でせっかくツインレイと出逢い、向き合っている私たちがハッピーになります。
今の自分が幸せと感じる意味を、自分が自分という宇宙に与えれば良いだけです。どちらでも良いのです。与えたものが還ってきます。
だから、せっかくなら偽などとジャッジせず、今ツインレイと感じている相手の存在を大切にして、自分の人生を輝かせる励みにして、「ありがとう」と感謝の氣持ちを送ってみましょう。
この記事がそのきっかけになれば幸いです。
2024年の大きなテーマは、これまで深めて来た自己愛と自己受容を土台として、さらに自己統合を進め、実際に行動に移していくことです。
自分自身の闇から逃げることなく、あるがままの本当の自分を生きるという「肚を決め」「覚悟を決め」、自らの魂の声に従い、自分を許し、自分を愛し、これまでの過去を感謝と共に手放して、望む未来へと進んでいくサポートを行っています。