今年2024年は辰年、龍の年です。実際、龍のエネルギーがとても活性化しています。
龍とはスピリチュアルな表現をすると、龍神様。今年は特に、私たち日本人にとって、この龍神との繋がりが特に重要になります。
本記事では、龍神と繋がっている人の特徴や、受け取るスピリチュアルなサインなどについて書いてみます。
龍とは何か
一般的に、龍とは何か?を調べると、大蛇に似ている想像上の動物である、と説明が出てきます。それは、私たちの物理的な目で龍を捉えたり、触れたりができないためですが、スピリチュアルな視点から見ると、龍というのは流(りゅう)、自然界のエネルギーの流れの象徴であると言われています。
また、龍はユニコーンやペガサスなどと同じく、肉眼では見えない生命体として、実際は別次元に存在しており、龍神はさらに神としての側面をもってより高い次元に存在していると言われています。
龍神が現れたサイン
龍神の存在は、物理的な目には見えません。ただ、第六の目で実際に姿が見えることもありますし、物理次元の五感においても、その姿を捉えたり、感じたりすることができます。
龍神様にご縁の深い方がよく体験するサインを紹介します。
龍神雲
龍のエネルギーは、水が形を変えた雲の状態で現れることが非常に多いです。突然現れたり、消えたりします。
他にも、分かりやすくはっきりと映っている龍神雲の写真を紹介します。
↑線路を渡る龍の姿。近くに木曽川が流れる、自然豊かな場所です。神社でも、このような白い帯状の雲のような、光のような状態で写真に映りこむことがよくあります。
↑映画、ネバーエンディングストーリーのファルコンのような、顔の表情、口、目、鼻もはっきり分かる龍神雲の写真です。
淡路島シオンの山で出逢い、龍を通してご縁をいただいた香川県のご一家よりシェアいただいた貴重な1枚です。
↑岐阜でのリトリートセッションの帰り路、現れた虹の龍神。ユニコーンのようにも見えます。
↑長野県 八ケ岳にお住いのお客様よりシェアいただいた、空に現われたダイナミックな彩雲。虹を携え天に昇る巨大な龍、スペースシップのようにも見えます。
急な雨や雷
龍とご縁の深い人は、晴れ予報を雨にします。そして、ダイナミックにエネルギーを発した時は、雷雲までも連れてきて稲妻を光らせます。
いわゆる、雨女、雨男、と称される方たちで、旅先で何故かいつも雨が降ると嘆くシーンも多くありながら、実は龍のサポートを強く受けられている可能性が高いです。
風・台風
静かな空間に突如、突風が吹いたり、台風が通常では考えられないような進路でやってくる時、そこには龍の存在があります。
彩雲(鳳凰)・虹
龍がやってきたサインの龍神雲に、虹がかかっているのが彩雲です。彩雲は、龍だけでなく、同時に鳳凰も感じさせます。
鳳凰と龍の関係は、火と水。陰陽の統合=火水(カミ)=神。虹は愛と調和の象徴、女性性、男性性、どちらの極も併せ持った統合エネルギーで、私たちを癒してくれます。
また、羽の生えた龍が進化成長した姿が鳳凰という説もあります。
↓
龍の色とスピリチュアルな役目
龍は1種類ではなく、様々な役割を持った龍が複数存在すると言われます。ここでは中国の陰陽五行説に基づいた五龍を始め、代表的な色合いの龍について紹介します。
金龍
中央の守護を司る、数ある龍の中でもリーダー的な格式高い龍。行動力と拡大のエネルギーを与えてくれます。また、今の地球のアセンションを牽引しているシリウスに起源を持つ龍で、日本人は金龍族とも言われています。
これから、日本(淡路島)が世界の文明の中心となると言われていますが、まさに日本が世界をとりまとめていく中心、リーダーとして、魂の目醒めが求められているとも言えます。
銀龍
金龍の対極にある存在が銀龍です。金と銀、陰陽の関係のようなもので、お互いを補い合い支え合い、調和する存在です。
金龍と同様、その白銀の輝きと共にパワフルなエネルギーを与えてくれます。
国でいうとニュージーランドのワイタハ族が日本人と対極にある龍の魂を持っていると言われ、金龍と銀龍が共に手を携えていくことで世界の調和がなされていく。そこを結ぶ、統合していくのが後述の虹龍の役目とも言われます。
白龍
西方の守護。性質としては大人しく落ち着いており、物事の始まり、真っ白な画用紙に描いていくような、物事のスタートをサポートしてくれます。また、禊ぎ、祓い清めるエネルギーを強く持っています。
黒龍
北方の守護をしていると言われます。黒は宇宙そのものを表しており、宇宙創造神ブラフマンを想起させます。黒というと闇というイメージを持つ方も多いですが、決してそうではありません。クリスタルで言うとオブシディアン、黒水晶のように、邪氣、魔を祓い守護するパワーがとても強い龍です。
青龍
東方を守護する龍と言われます。癒しのエネルギーが強く、ヒーラー、ライトワーカーの方のサポートに就くことが多いです。実際、人々を癒す役割がある人のオーラには青が多く入っています。青色は、スピリチュアル、霊性の象徴の色です。
赤龍(朱龍)
南の守護を担当しています。火のエネルギーを広げていくような情熱、発展のエネルギーを授けてくれます。個人的な感覚ですが、沖縄で今再建中の首里城には、たくさんの朱色の龍がいるイメージです。
虹龍
レムリア・縄文回帰の今、愛と調和、希望の象徴である虹の持つ統合エネルギーを携えた、虹龍のエネルギーを持った人が増えています。レインボーチルドレンもその役目を担う子供たちです。
異なる極にあるものを調和の元に統合する力を持ち、今世生まれた役割を果たしていきます。また、虹のエネルギーはチャクラの統合も表し、私たちに大きな希望を与えてくれます。
龍のエネルギーが強い場所
川、瀧、海、湧き水、水辺の神社には龍のエネルギーが強く感じられる場所が多いです。特に瀧(滝)は、龍の漢字がそのまま反映されている通り、瀧そのものが龍であるとも言えます。
龍と繋がっている人の特徴
龍とご縁の深い人には、共通する特徴がいくつかあります。代表的な6つの特徴を紹介します。
8のゾロ目をよく見る
8は龍の数字と言われます。横にすると、∞無限の流れ、無限の可能性を示すインフィニティのマークになります。
私自身も、88、888、8888など、車のナンバーなどで毎日のように一番よく見る数字です。
天氣を変えることができる
雨雲、雷雲を連れてくる方が非常に多いですが、逆に、カラっと晴天にすることもあります。
新海誠監督の映画「天気の子」に出てくる主人公の女の子は、天気を晴天に変えることができる霊力を持っている設定で、龍の姿も劇中に出てきます。
クリスタル(パワーストーン)との縁が深い
龍の絵を見ると、手に水晶玉(クリスタル)を持っていることが多いです。これは、龍にはクリスタルを運ぶ、必要な人の元に届ける役目があるためです。
私自身もそうですが、クリスタルの仕事をしている人は龍の大きなサポートが付いています。
水のそばに住んでいて水が好き
音や声を通して、様々なご神事を通して水を浄化する役目をソウルワークとして行っている方や、川、海など水のそばに住んでいたり、泳ぐことが好きだったり、とにかく水辺が好きという方が多いです。
自然界との繋がりが深い
都会に暮らすのが苦痛で、山や森があったり、海がある自然豊かなところでないと自分らしくいられないという人も、龍とのご縁が深いです。龍とは森羅万象、自然界の象徴だからです。
名前に水にまつわる漢字が入っている
川、海、瀧、滝、池、湖など、姓名のどこかに水にまつわる漢字が姓に入っている方は、水との関りが先祖代々深かったり、名前に入っている場合は、生まれる前に自ら決めてきています。
全国各所のパワフルな龍神様
日本は龍体日本とも言われるように、国土の形そのものが龍にも見える、私たち日本人にとってとても馴染みの深い存在です。
日本全国各所に龍神を祀った神社や土地がありますが、私自身が行ったことのあるお勧めのスポットを紹介します。
岐阜県郡上市 石徹白
岐阜県郡上市白鳥町 石徹白(いとしろ)地区にある、白山中居神社。石川県との県境に近く、古来は縄文集落も多くあった場所で、岐阜県民でも非常にアクセスしにくい山奥にあります。細い山道を通り、ひと山超えたところにあり、その区域に入るとガラッと空氣感が変わります。
また、神社の鳥居をくぐると自然の造形そのままの、美しい杉並木が続く山道のような参道を下り、龍神、水の女神である瀬織津姫が祀られた宮川にかかる橋を渡っていくという他の有名どころの神社にはあまりないアプローチで、山そのもの、自然そのものがご神体であり、龍そのものであることを体感することができます。
福岡県 志賀島
福岡県北部、志賀島にある志賀海神社。ここはまさに、海神、龍の集まる集会所のような場所です。志賀島には船で渡ります。青い海がバックに映える礼拝所で手を合わせると、清々しい海風とともに龍のエネルギーをたっぷりと感じることができます。
江ノ島(神奈川)
弁財天と言えば江ノ島神社。とても清々しい龍神様のエネルギーを感じられる場所です。何度も通ったことのあるお氣に入りの場所。江ノ電の車窓から見える景色もとても素敵です。
箱根(神奈川)
箱根の龍神さんでお勧めなのはやはり、九頭龍神社です。芦ノ湖畔を歩き、箱根九頭龍の森に入った途端、エネルギーが凛として、全く変わります。
こちらの記事でも紹介しています。
諏訪湖・諏訪大社(長野)
諏訪湖には龍が住んでいます。その諏訪湖周辺に鎮座する四社(前宮、本宮、秋宮、春宮)諏訪大社に参拝すると、目の前にドンと現れてくるのは、龍神です。
初めて参拝した時はよく分からず、お諏訪様と呼ばれているんだな~くらいでしたが、2023年末、二度目に参拝した際は、もうまさに龍神様を感じました。
諏訪地方には古来より龍蛇神信仰があるとされ、その象徴が大国主神の御子、建御名方神です。
とにかく龍神の氣配が強く感じられる場所です。
まとめ
本記事を書いている最中、奇しくも名古屋市にある白龍神社へ呼ばれて行ってきました。
JR名古屋駅から徒歩10分ほど、都会のビル街のど真ん中にあるこじんまりとしたお社ですが、とても清々しく、参拝しただけで禊ぎ祓い清められ、身体がはっきりと体感として軽くなりました。
受け取ったメッセージは、「とにかく軽やかになっていくこと。こだわりを捨て、執着を手放し、真我、全体意識の中で生きていきなさい」
自分の肉体という小さなイヤシロチの中に、本来の広大な宇宙意識を閉じ込めてきた私たちは、輪廻転生を繰り返す中で、ここまで分離の極みを体験してきました。
でも、もうそれもそろそろお終いにしなければなりません。
私たちは今年2024年、どれだけ全体性、ワンネスに戻っていけるか、そのためにどれだけ分離してしまった意識を統合していけるか、大きく試され問われています。
そのために何か立派なことをする必要はなく、まずは自分を感じ、癒し浄化していくこと、日常の在り方を整えること。
内なる自分自神との繋がり、自分の魂との繋がりを取り戻していくことが大切です。
白の中にも黒があり、黒の中にも白がある。
善悪はなく、ジャッジも要らず、闇も光もどちらもあっていい。
だからこそ、神々(という名の私たち人間)にも、和魂と荒魂、陰と陽、闇と光の側面があるのです。
龍にも、厳しく荒々しい側面もあれば、優しく導く観音様のような側面もあり、だからこそ龍は私たち人間の二面性をよく理解してくれています。
厳しくも優しく、私たちの魂の成長を見守り、そして必要な時は、いつでもその背に私たちを乗せ、魂のご縁を結び、会うべく人のところへと運んでくれるのです。
2024年を自分らしく自然体で生き抜くために、龍の存在を常に感じ、龍そのものである森羅万象、自然界へ感謝の念を送るきっかけとして、本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
2024年の大きなテーマは、これまで深めて来た自己愛と自己受容を土台として、さらに自己統合を進め、実際に行動に移していくことです。
自分自身の闇から逃げることなく、あるがままの本当の自分を生きるという「肚を決め」「覚悟を決め」、自らの魂の声に従い、自分を許し、自分を愛し、これまでの過去を感謝と共に手放して、望む未来へと進んでいくサポートを行っています。