ツインレイや、魂のご縁深いソウルメイトは、魂の声で響き合う。
そこに、言葉は、要らない。
本記事では、ツインレイが魂の声で響き合うために必要なことを書いてみたいと思います。
人は皆、その肉体、魂からの”音”を発している
人の声にはそれぞれ周波数、波形があるということは以前の記事にも書きましたが、その人の”存在そのもの”にも、独自の音があります。
それは、耳で聴こえるものではなく、テレパシックに、直感的に感じるものです。
例えば、鬼滅の刃の我妻善逸が、後ろにいる花魁を鬼だと見破ったこのシーン:
※筆者撮影(鬼滅の刃 第9巻 第73話 ”追跡”)
ここで善逸は、
「鬼の音だ」
「人間の音じゃない」
と言っています。
初めてこの場面を読んだ時は、なぜここで”音”という表現がされているのかがよく分かりませんでした。
鬼滅の刃の主な登場人物は、目には見えない力や感覚に人並外れて優れているというキャラクター設定が多く、善逸は音に非常に敏感で聴覚が優れている設定なので、そのような表現がされていると思っていました。
しかし実はここにはもっと深い意味があることに後から気が付きました。
人の肉体と魂が放つ”周波数”という音
私たちの肉体と魂は常に、一定の周波数を放っています。
よく、
「あの人はものすごく存在感がある」
「醸し出す空気、オーラがすごい」
といったことを誰でも一度は感じたことがあると思います。
その存在感や空気感、オーラは、一般的には目に見えるものではありません。
それでは、何で感じ取っているのか?
それは、その人が放つ波動、エネルギー、周波数の”音”で感じ取っています。
前述の鬼滅の刃の1シーンでは、善逸が鬼の周波数を感知して、「人間の音ではない」と表現されています。
ツインレイは、本来同じ魂の周波数を持つ
ツインレイは元々一つだった魂が2つに分かれた者同士なので、本来は同じ魂の周波数を持っています。
会話がなくとも安心感があったり、肉体の壁を超えてひとつに溶け合うような感覚があるのは、魂が元々ひとつで放つ周波数も同じなので、二人がありのままの姿でいる時は黙っていても、言葉がなくとも周波数が響き合い調和していきます。
相手の外見というよりも声に惹かれる、という人が多いのも、その声という目には見えない周波数、魂の響きに共鳴するためです。
目に見える部分、手や爪の形、顔の輪郭なども似ていると言われることがありますが、肉体は魂の入れ物なので、姿かたち、性別が違っても、中に入っている魂の周波数が同じであるために結果的に似てくるのではないかと個人的には推測しています。
このように、ツインレイが魂のありのままの姿を生きていれば、精神的にも肉体的にも、二人は自然と目には見えない領域で惹かれ合い調和していく存在です。
サイレント期間は、魂の音色の調整期間
ところがこの分離世界である地上においては、様々な社会的な壁、世間の常識、世間体といった葛藤やしがらみで、私たちが本来の魂の音が奏でられないことがままあります。
つまり、本当の自分を生きていない時、その本来同じはずである、調和するはずの二人の周波数がかみ合わなくなります。
自分を偽ったり、怖れから本音を言えない状況が続くと、互いの周波数は不調和を起こし、どんどん波動レベルがズレていきます。
一緒にいても不安が募ったり喧嘩が絶えなくなったりして、その周波数の”不協和音”に疲れ、距離を置きたくなります。
それが、二人がそれぞれ自分自身に向き合うために必要とする、サイレント期間という”魂の調整期間”が生まれる理由です。
魂の音を本来のものに戻していく、チューニングするための期間と言えます。
ツインレイが魂からの音を発する時、そこに言葉は要らない
言葉で分かり合えなかったり行き違いが起きたりするのは、その言葉を伝えている声が、魂からの声でない場合が多くあります。
特に、ツインレイ男性は言葉に不器用な方が多いです。
女性を喜ばせるようなことや、気の利いたことを言ったり、自分の気持ちを表すことも基本的に苦手です。
LINEやメールも言葉足らずだったり、会話のキャッチボールが成り立たなかったりするので、女性側がその反応を気にして不安に思うことも多いです。
同時に、男性側もとても繊細なので、女性の何気ない言葉に敏感に反応して傷ついたり、考えすぎてしまうことが多々あります。
二人が本来の魂からの声でお互いへの想いや愛を伝えられれば、どんなにそれが言葉足らずでも、期待通りの言葉でなくとも、そこには調和と安心感が生まれます。
実際、言葉ではなくテレパシックに相手からのメッセージを受け取ったり、伝えたりされている方もいます。
逆に、頭では一緒にいたいと願い言葉を発しても、魂の抵抗や罪悪感といった重い感情の周波数があると、それが言葉以上に先に相手に伝わってしまいます。
これは、本当に不思議なほど如実に伝わってしまいます。
たとえ、肉体的に会っていなくても、です。
言葉や態度でどれだけ繕っても、ツインレイの相手には絶対にごまかしが効きません。
それが、相手は常に自分の意識の写し鏡であり、どこまでいっても自分自身と向き合い、執着や罪悪感といった重たい感情の周波数を手放していかなくてはならない、深い魂の関係性ゆえの難しさです。
魂からの声を奏でていくために必要なこと
本来は同じ魂の周波数を持つ二人ですが、肉体の周波数は日頃の食生活などでも大きく左右されますし、中に入っている魂も、今世生まれてから大人になるにつれ、本当の自分を隠せば隠すほど、本来の音を奏でられなくなります。
結果、「本当の自分が分からない」、自分の内側にモヤがかかったような感覚になり、真の自分とのズレが葛藤や苦しみを生み、身体の不調が出たりします。
逆に、魂本来の音を奏でた時、肉体も自然と本来の周波数に戻ろうとします。
結果、食べ物の好みがガラリと変わったり、意識や価値観も180°変わり、人生そのものが大きく変わっていきます。
魂が本来の音を奏でるためには、日頃から自分にとっての真実、本音を声に出すことが最重要になります。
まとめ
職場では本音などとても言えない、という方も多いかもしれませんが、そこには、
「人からどう思われるだろうか」
「嫌われたくない、良く思われたい」
「誰かに認められたい」
など、人の目や世間体を気にする外向きの意識が潜んでいます。
そこを超えて、ありのままの本音を言葉にしていくこと。
自分にとっての真実を、魂の声で発していくこと。
地味に聞こえるかもしれませんが、この、「日常から、自分の本音を魂の声で言葉にしていくこと」が結果、自分本来の魂の周波数、音を取り戻し、ツインレイと愛と調和のハーモニーを奏でるために必要です。
二人の放つ魂の音色が高い次元で調和を生んだ時、魂の統合が起きてきます。
これは言葉で言うほど簡単な道のりではありませんが、まずは自分自身に、日頃から魂の声を響かせることが大切です。
そうすると、自分の中にある様々なネガティブな感覚感情が癒され、魂のパートナーとも魂の声で響き合うことができます。
お互いに魂の声を取り戻し、本来の同じ魂の周波数に戻った時、二人の間に言葉は必要なくなるでしょう。
2024年の大きなテーマは、これまで深めて来た自己愛と自己受容を土台として、さらに自己統合を進め、実際に行動に移していくことです。
自分自身の闇から逃げることなく、あるがままの本当の自分を生きるという「肚を決め」「覚悟を決め」、自らの魂の声に従い、自分を許し、自分を愛し、これまでの過去を感謝と共に手放して、望む未来へと進んでいくサポートを行っています。