本格的に風の時代に入り、社会の仕組みも人々の意識も少しずつ確実に変わっていこうとしています。
誰もが内なる女神性を目覚めさせる時代とも言われる今、私たちをサポートしてくれているスピリチュアルな女神たちをご紹介します。
女神とは
昨今、「女神になろう」「女神の集い」など女神という言葉がスピリチュアル界において多用されるようになりました。そもそも女神とは何でしょうか?
女神とは、文字通り女性の姿で顕現した神の姿を指します。その容姿は女性美に溢れた姿として描かれることが多く、西洋では聖母マリアや、日本では絶世の美女であったという逸話が残されているコノハナサクヤヒメや天照大神などに代表されます。
では、そういった特別な誰もが知っている神と呼ばれる存在のみが女神なのかというと実はそうではなく、私たち女性一人一人も女神と言えます。
女性も男性も”女神化”が進む時代
今は女性のみならず、男性たちの女神化もどんどん進んでいます。美容液や化粧品を日常的に愛用する男性が増えているのもその表れの一つかもしれませんが、女神になっていくこと(女神化)とは、見た目が艶やかに美しくなるというだけではなく、内面的な大きな変化を伴います。
自分自神(ハイヤーセルフ)と繋がり、内なる女性性(女神)と男性性(男神)が統合、和合されている状態に進化成長していくこと。自分が自分と深く愛し合い繋がっていくことで、本来の神としての在り方に戻っていくことが女神化においては欠かせません。
女神化している人の特徴
見た目が美しく優しければ女神というわけでもなく、いつも良い人で聖人君子だから女神というわけでもありません。
女神とは、大きな闇とその対極にある大きな光を統合した存在。
例えばハワイ島キラウエア火山の女神ペレのように、怒る時には怒り、泣きたい時には泣き、嫉妬の炎も燃やし、燃え盛るマグマで大地を焼き尽くす。
激しい感情を爆発させながらも、女神ペレが燃やし尽くし真っ黒な灰と化した大地の後には美しい緑と花々、生命が芽吹きます。
「怒らないと怒るわよ」と言うのが、ペレが女神ペレたる所以。
私自身、今この女神ペレとのご縁が深まっている中感じることは、自分の中のどんな闇のような感情も感覚も避けたり否定するのではなく、ありのまま受け入れることが本当に大切であるということです。
大きな闇を受け入れると、自然とその対極にその闇に匹敵する大きな光のパワーが生まれます。私たち人間は自然体で生きていたら、自分の中の陰陽のパワーバランスを取ろうとする、自分の中心軸に戻ろうとする自浄作用を本来持っているからです。
その自分の中心軸にある状態で自分自身(神)と深く繋がり、ニュートラルな意識を保てている状態が女神化している人の特徴です。
そこから自分の魂のポテンシャルを最大限発揮できる、本来の性(生命)エネルギーが生まれてきます。
スピリチュアルな女神に関するおすすめの書籍
精神性重視の風の時代への移行に伴いスピリチュアルな感性を持つ人が増える中、スピリチュアルな女神関連の書籍も昨今多く出版されており人氣です。
中でもお勧めの書籍を紹介します。
新・ハトホルの書
古代エジプト神話の美と豊かさの女神ハトホルの秘密に迫るベストセラー。チャネリングで降ろされた意識覚醒の自己トレーニング方法、ワークを伝授してくれる珠玉の一冊です。古代エジプト文明に縁ある魂を持った方、シリウス星に惹かれる方にお勧めの本です。
女神に覚醒するための秘法 レムリアからの教え
スローセックスと性のマスター、アダム徳永さんの名著です。これまでの性の封印の歴史を紐解きながら、女性と男性の真の役割、女性は愛されること、性エネルギーの覚醒によって真の女神になっていくことを分かりやすく解説されています。
シリウスからやって来た《縄文の女神》 瀬織津姫とムー大陸再浮上
今の大変革の時代における日本人の役割とその精神性の叡智を伝えてくれる一冊。ムー大陸、縄文女神 瀬織津姫、イシス、マグラダのマリアとシリウスの星々との繋がりから、実践的な波動調整の仕方、瞑想法などを豊富な情報量でたっぷりと伝えてくれています。
創造 Creation: 女神イシスのチャネリング・メッセージ1
私自身クリスタル(天然石・パワーストーン)を通して女神イシスのエネルギーを多くの方にお伝えしてきただけに、最も氣になる書籍のひとつです。
古代エジプトの女神を代表するイシスからのチャネリングメッセージは、私たちの古い殻を破り自由に羽ばたく羽根を授け、大きな勇氣を与えてくれます。
クリアリングの魔法で、おそろしいほど幸せになる! ハワイの火の女神ペレ様から届いた18のメッセージ
冒頭にも触れたハワイ島 キラウエア火山に住まう火の女神ペレからのメッセージ、ハワイの大自然からの学びを惜しみなく伝えてくれる本。
ハワイと日本の古からの深い繋がりと歴史を感じさせてくれる一冊でもあります。誰にでも実践できるクリアリング方法が分かりやすく書かれていることも特徴です。
今繋がることをおすすめする5人の女神とその効果
ここまで書籍のご紹介も含め登場した、ハワイ 火の女神ペレ、ハトホル、イシス、瀬織津姫に加え、今特に繋がることをお勧めしたい5人の女神とその恩恵をご紹介します。
アフロディーテ
ギリシャ神話で有名な女神であり、金星のヴィーナスでもあるアフロディーテは、美と豊穣、セクシュアリティの活性化を司る、すべての女性にとって今もっとも繋がる必要のある女神の一人と言えます。
アフロディーテがもたらす性エネルギーの活性化は、仕事、恋愛、生命力、すべてにおいて欠かせないものです。
いつまでも美しく若々しくありたい女性はぜひアフロディーテのエネルギーと繋がってください。
アテナ
ギリシャ神話において戦術の女神として有名なアテナ。
強靭で勇ましい戦いの女神と思われがちですが、武力をもって制するのではなく、奥深く賢明な知恵をもって和合へと導いてくれる存在です。
私たち人間の本能やエゴがぶつかり合い闘いが終わらないこの世界において、どのようにそのエゴを手放していけるのか、アテナの知恵と叡智が必要とされる、試される時代と言えます。
カーリー
カーリー・マー(黒い母)とも呼ばれる、インド ヒンズー教の女神。シヴァ神の妻の一柱でありその氣性の激しさが有名です。シヴァの愛妻 妃であるパールヴァティの闇の相を現すとも言われ、その憤怒のパワーであらゆる悪や邪を祓い解放すると言われます。
カーリー・マーは闇の女神とも思われがちですが、その裏にある光が今世の中を照らし始めています。
闇があっても良い、受け入れ解放しなさいと伝えてくれています。
ラクシュミ
美と豊かさの女神として近年注目が集まるラクシュミは、カーリー同様、インド ヒンズー教の女神。ヴィシュヌ神の妻であり日本仏教にも吉祥天として信仰されています。
ラクシュミは蓮の花から生まれたという説もあり、蓮の花はラクシュミの象徴です。すべての人の心を穏やかに安らぎへと導く女神でもあります。
聖母マリア(観音)
私たちに”赦し”という大きなテーマを授けてくれる女神です。聖母マリアの慈愛のエネルギーはすべての人の内側に宿っています。日本においては江戸時代、浅草を中心に多くの人々の信仰の対象であった観音としても親しまれています。
内なる聖母マリアのエネルギーが高まると、その存在そのものが癒しのエネルギーを放ち、その光に惹かれて周りに人が集まるようになります。
観音意識のアクティベーションは、慈愛のエネルギーの強化、アセンションの加速を促します。
まとめ
女性には女性の、男性には男性の生物としての特性があり、女性は男性から愛を受け取ること、男性は愛を与えること、女性を喜ばせることに歓びを感じる生命体です。
今この自然界の在り方が大きく崩れ、不調和を生んでいると感じます。
愛や豊かさを受け取ることを許可できない女性があまりに多いからです。
私自身がまさにその一人でした。自分が頑張らなければと、勝手に一人殻に閉じこもりもがいてきた歴史が長かったのです。
本記事で紹介した女神たちは、多くの人々に長きに渡り愛され信仰されてきた女神たちです。
そう、女神は”愛されること”が最も大切な志事であり、存在する理由です。
それはパートナーがいようがいまいが関係ありません。
自分が自分自神と深く愛し合うことで、豊かに開いた魂本来の持てる力、花びらの中から女神が誕生するのです。
これから冬至に向けて、地上の女神がどれだけ増えていくかが地球の未来を左右します。
是非、本記事で紹介した女神たちに意識を向けてそのサポートを得てみてください。
2024年の大きなテーマは、これまで深めて来た自己愛と自己受容を土台として、さらに自己統合を進め、実際に行動に移していくことです。
自分自身の闇から逃げることなく、あるがままの本当の自分を生きるという「肚を決め」「覚悟を決め」、自らの魂の声に従い、自分を許し、自分を愛し、これまでの過去を感謝と共に手放して、望む未来へと進んでいくサポートを行っています。