人生

40代女性が会社を辞めるために必要な4つの事

goodbye to company

私は今年、20年以上勤めた会社を辞めることにしました。

このコラムでは40代女性が会社を辞めたいと思う時、その覚悟を決めるために必要なマインド、意識の持ち方をお伝えします

40代女性が会社を辞めたいけど辞められない理由

私自身、会社を辞めたいと思い始めてから決断までに、8年ほどの歳月がかかりました。

辞めたい!と思っていてもなかなか辞められない。

実際多くの40代女性は、いつか会社を辞めたいと漠然と考えてはいても、なかなかそれを実行に移せません。
辞めたいけど辞められない、その主な理由は何でしょうか?

子供の教育費のため

既婚の40代女性で子供がいる場合、だいたい小学校高学年~高校生であることが多く、教育にお金がかかってくるのはまだまだこれからという年代です。

自分はよくても、子供の将来のためにはこのまま働き続けて少しでも貯蓄を増やした方が良いのではないか、そう考えてしまいます。

毎月の給与がなくなることへの不安

毎月振り込まれる給与がなくなる不安は、勤続年数が長ければ長いほど潜在意識に刻まれています。

ある意味、暗示がかかっているとも言えます。

貯蓄がないわけでもなく、他にもお金を稼ぐ方法はいくらでもある。

何より、お金には変えられない大切なものが人生にはたくさんある。

そう頭ではよく分かっていながら、このお金の不安からなかなか仕事を辞められない40代女性が多くいます。

私もその一人でした。

長年の生活習慣を変えることへの不安

上述と同じように、勤続年数が長ければ長いほど、会社勤めが生活習慣の一部になります。

往復の長い通勤、満員電車も、最初は苦痛でもそれが当たり前になるのです。

人は誰もが潜在的に「変化」を怖れ、これまでと同じであることに根拠なく安心感を覚えます。

描く未来は常に過去の延長線上にあり、これまでの人生経験から「予測がつくこと」であれば安心、そうでなければ不安を覚える心理構造があるからです。

転職、再就職の不安

私も親友の一人から言われました
「私たちみたいなおばさんが今から仕事探そうと思ったら無理だって。絶対やめない方がいいよ」
実際、転職先によっては年齢制限がある場合もありますが、それ以前に、世の中の大半の女性たちが単なる「肉体の年齢」を理由に限界を作っていること、自分の無限の可能性を信じられていないことが、とてももったいないと思っています。

家族の反対

配偶者から反対される人も中にはいるでしょう。

昔は、「俺が養ってやる」という気概の男性が多かったものですが、今は多くの女性が働く時代。
結婚するなら働いてくれる女性がいい。そう思っている男性が大半と言われます。

理由は簡単です。自分一人で「家族を養う」という重荷を背負いたくないから。

そのプレッシャーを妻、母である女性側も感じるのです。旦那さんが頑張って働いてくれているのだから私も働かなきゃ、、、そう罪悪感にかられてしまいます

40代女性が会社を辞める決断をするために必要なこと

いつか会社を辞めたい、残りの人生は別の生き方がしたい

そう願っていても、上述のような理由で会社を辞められない、具体的行動を起こせない40代女性がほとんどです。

では、実際辞めて新たな人生を踏み出す覚悟を決めるためには何が必要なのか?

それは、物理的な条件よりもはるかに、マインドと意識の持ち方が重要になります。
どのようなマインド、意識を持てば覚悟が決めやすいのか、ここでは解説します

会社を辞めるメリットを書き出す

会社を辞める=将来の不安

この方程式は、ひとつの物の見方にすぎません。

むしろ、「会社にいれば安心」と思い込むことの方が何倍も不安であると考える人も多くいます。
自分で仕事を創り出し、ビジネスしている人の視点からすれば紛れもなくそうなります。

実際、終身雇用の神話はすでに終わっています。
会社にいれば安心という時代は完全に終わったと思った方が良いです。

人生

会社を辞めることでしか得られないことは多くあります。

何より、時間と場所に縛られない生き方ができるようになること

会社という組織にいると、無意識に自分の行動も制限しがちです。
〇〇会社の社員として、、、という社会的立場、世間の目を気にするからです。

その縛りと枠組みを手放せることは、想像以上に大きなことです。

不安材料への解決策を書き出す

自分が会社を辞めることにより、何を恐れているのかを明確にしてみましょう。
人は見えないものに怖れを抱きます。お金も数字としてしっかり向き合ってみてください。

数字に向き合うことは誰もが面倒くささ、現実を目の当たりにしたくない思いで避けて通りたくなります。
でも逆に、数字をしっかり見ることにより得られる安心感もあります。

最悪のリスクヘッジとして、バイトすれば月10万くらいは稼げるかな、と考えられるようになります。

時間と若さは有限であることを直視する

40代ともなれば、同年代が亡くなることも珍しくなくなります。

自分たちがすでに人生の折り返し地点に来ている事、そしていつか肉体は老い、朽ちていくということを実感を伴って感じるようになります。

そうでなくとも今の社会状況の中、会いたい人に会えない、行きたいところへ行けない、という、いくらお金があってもどうにもならない現実の壁が全世界に立ちはだかっています。

それにより、誰もが今、「自分の人生において何が一番大切なのか?」に向き合わされているのです。

つまり、「残りの人生、限られた時間を誰とともに何をして過ごしていきたいのか?」という命題に、誰もが真剣に向き合わざるを得なくなっているのです。

自分の意識の使い方に気を付ける

「まあ、なんとかなるわ」という意識で生きていると、本当にすべてが何とかなっていきます。
実際、特にあくせく働いていないあの人の人生は、なぜいつもうまくいくんだろう?という人、周りにいませんか?

例えば、お金持ちに見える人が、みんなお金があるとは限りません。
お金があるように見える、つまり、いつも自分のしたいことを制限をかけず行動して、豊かに生きている、というだけなのです。

生き甲斐

逆に、「月〇〇円ないと生きていけない」そういう意識でいると、それが現実になります。
そのマインドを持っている限り、いつも自分で「お金が足りなくなる」という現実を創り出すことになります。

それくらい、人の意識は強力に現実を創造します。

不安や怖れを動機に行動すれば、不安や怖れを抱く現実が起きる。逆に、希望や前向きな未来設定をもとに行動すれば、本当に道が拓かれていく。

これからは特に、良くも悪くも意識が現実化するスピードが速くなります。
自分の意識を何に向けるのかに、本当に注意を払う必要があります

一人の女性としての自分の人生を意識しよう

女性にとって40代は女性としての輝きを最も放てる年代でもあります。

その貴重な限られた時を、これまで通り会社と家の往復に費やすのか、ずっと温めてきた夢に思いきって挑戦するのか。新しい道を模索すべく、動き始めるのか。

refreshed-woman

それは、妻として、母としてという自分の「役割」に徹している限り、これまでの在り方がすべてではないこと、自分が本当に望む生き方ではないことに気づかない限り、永遠に答えは見えてきません。

子供には子供の人生、夫には夫の人生があります。

人は皆、ひとり生まれ、ひとり死んでいく

私たちは他人を変えることも、他人の人生を生きることもできません。出来るのは、自分の人生を悔いなく生ききることだけです。

まとめ

「大きな空の器ほど、大きな音を立てる」

ある寺院に貼られていた格言です。

日常の8割を占める会社時間がなくなるということは、それだけで自分に大きな空きスペースができることになります。

twinray love

人は両手いっぱいに荷物を持った状態では、新たな豊かさも愛も受け取っていくことはできません。

特に今、世の中の流れとしても、過去からの古いものを手放し、新しい自分に生まれ変わるサイクルが到来しています。

会社を辞めるなら、今です。

今なら、やらなければならないことを手放し、やりたいことをやっていくための大義名分があります。

過ぎた時間は二度と取り戻せません。

私たちのこの地球での時間が有限であることを、思い出してください。

明日が当たり前に来ると思わないこと。今日が人生最後の日であるならば、何をしたいのか? 一度自分に問うてみてください。

笑顔

ただ無難に、楽に生きるために生まれてきたのではない。

同時に、生活のために忍耐と我慢の毎日を過ごし「修行僧」をするために生まれたのでもありません。

「魂からの喜びを持って、悔いなく思い切りやりたいことに挑戦し、命を輝かせるために」私たちはこの地上に生まれました。

お金は後からいくらでも取り戻すことができます。

私たちが本来の自分に一致し、自分の道を生きるために会社を辞めるなら、宇宙は全力でそんな貴女を応援してくれるはずです。

ヴォイスヒーリングワークショップ・魂のコミュニケーション講座

mt_shasta 
私たち誰もにとって、最高最善の癒しの音霊であり、自らの魂の真実を表す”自分の声”。

唯一無二の最高の楽器でもある自らの声は、最善の癒しと強力な現実創造のパワーを生み出します。

自分を深く知り、癒し、内なる自分自神とつながり、真実の愛を伝え、本音で本当の自分を生きるためのヒーリングセッション・講座です。

詳細ページへ